入院と退院 2021年9月
9月に入ると、仕事に行ける状態ではなくなります。
なぜか幻聴、幻覚に加えて解離性障害に似た症状が出始めます。
記憶の共有はあり、急に性格や話し方が変わってしまい、私自身は他の場所から見ているという不思議な感覚を何度かしました。
このような症状を主治医に相談すると、とりあえず10月末まで仕事を休むように言われ、また休職することになります。
会社にこの事を報告すると、社長から10月末までに治らなければ、自己退職するよう言われます。
私はもう仕事を辞めたくなかったので、自己退職するつもりはないと伝えました。
部長も応援してくれましたが、昔気質な社長の決断は変わらず10月末までに治らなければ、自己都合でなくとも解雇という形を取ると告げられます。
その後、主治医より入院を勧められ、入院できる病院を紹介するのでそこで治療するように言われました。
この頃から統合失調症とは明記されていませんでしたが、疑いとして統合失調症の治療が始まります。
9月半ばに転院先を受診し、その場で任意入院が決まります。
強制入院ではないので、自分の判断で退院が出来ます。
入院するとスマホは取り上げられ、荷物もすべてチェックされて、必要最低限以外のものはすべて家族に返されました。
また自分のいるフロア以外は出ることはできず、唯一の娯楽は、食事とTVのみ。
これで、症状が落ち着くのならと思い過ごしていましたが、自傷行為をおこしても止めてくれる職員はおらず、症状は悪化していきます。
今考えても、職員がナースステーションから出てくるのは用事があるときだけで、とても治療されている感じはなかったです。
9月末には解離性障害に似た症状で私自身が攻撃的になり、病院内で暴言を吐き、医師に当たり散らかし、任意入院は終了しました。
家に帰っても解離性障害に似た症状はしばらく続き、幻聴、幻覚に悩まされることになります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。