悪い事と良い事 2022年1月

 

この年の初詣は、精神疾患に罹患してから一番辛いものになりました。

コロナや私の体調などの都合で、人の少ない時期を見計らって行ったのですが、それでも駐車場から歩いていると、人とすれ違うたびに皆が私を見ている、そして私の悪口を言っている感覚にとらわれ、100mくらい歩いたとこで自傷行為が出て、そのまま車に引き返します。

せっかく厄も終えて、新しい年になり、体調のことを祈願しようと思っていたのですが、今年は出来ませんでした。

 

しかし、悪いことばかりでなく、良いこともありました。

嫁ちゃんが寛解した事です。

 

昨年の3月に、軽度のうつ病と診断されていた嫁ちゃん。

初期の頃こそ体調は優れていませんでしたが、最近ではうつ症状もなく無事2022年1月の受診時に、先生から薬の処方がなくなり通院もしなくてよいと言われた事でした。

 

私は自分の事の様に嬉しく、私も早く安定した気持ちになれるよう前向きに考えようと思える様になりました。

解離性に似た症状はこの頃から出なくなり、幻聴、幻覚、自傷行為の頻度は頓服のおかげで減っています。

耳鳴りと頭痛、倦怠感は変わらず続いておりましたが・・・。

 

そしてこの頃から周囲は障害者年金を意識するようになり、主治医に相談しておりましたが、また正式に統合失調症と断定するのは早いとの結論で、書類は書いてくれませんでした。

 

まだ傷病手当が受給できていたので、焦らずじっくり治したらいいと周りは言ってくれますが、やはり私は仕事をして安定した収入がないと気持ちばかりが焦って不安になり、また障害者年金を受給する事に少し抵抗があったので、少し症状が安定したら主治医に

「仕事をしてもいいですか?」

と聞くことが多くなっていました。

しかし仕事の許可はおりず、治療に専念するしかありませんでした。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。