悪いことは連鎖する① 2021年2月

      

2021年2月に入ると、職場に着くと手の震え、倦怠感が襲うようになってきました。

適応障害と診断された時の感覚に似ている。

また前回みたいに、息切れとかで倒れるのは嫌だ。

私のメンタルはいつの間にこんなに弱くなってしまったのか?

と毎日考え込んでいました。

仕事にはまだ影響していませんでしたが、休みたいと思うようになっており、この際、うつ病のことはクローズにしていたが、オープンにしようかと考え始めます。

そしてAさんに相談すると、それで気持ちが楽になるならいいんじゃないか、という事で背中を押してもらい、オープンにすることを決意しました。

 

2月中旬、施設長に話を聞いてもらい、実はうつ病を持っていること、転職する前は休職していたことを打ち明け、何度も頭を下げました。

すると施設長は「辞めないのならよかった。」「気づかずにごめんね。」「よく打ち明けてくれたね。」と優しい言葉を掛けてくれました。

これで健康なふりをせずに、ありのままの自分で勤務できると思うと、少し心が楽になりました。

 

しかしその一週間後、送迎中に利用者様がパニックを起こし、私は右手靭帯を負傷してしまいます。

利用者様には怪我がなくて不幸中の幸いですが、労働災害を起こしてしまったのです。

 

痛み止めとサポーターを付け、仕事は行っていたのですが、痛みは強く、送迎車のハンドルを回す動作では強い痛みが走り、送迎の仕事が出来なくなります。

重たいものを持ったり、細かい作業も出来なくなり、出来ることは利用者様とのコミュニケーションと見守りぐらい。

見守り中も利用者様がパニックを起こしても止めることも出来ず、何の役にも立たないと思うようになります。

2月後半にはせっかく楽になりかけていたメンタルが、また一気に悪化していきます。

 

使用していたサポーター

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。