どん底からの救いの手 2020年10月前半

10月初め頃、職場から呼び出しがあり、恐る恐る職場へ向かいます。

その場で一応、復職する意思はあることを伝えると、パートでの勤務を提案された。

時間の自由が効くから、しばらくはそれでもいいかと思っていたが、パートになるとその先、正社員に戻れる保証はないとの事。

寛解し、正社員に戻れるならそれでもいいが、この先ずっとパートだと、私にとっては事実上の解雇通告。

私の地元は田舎なので時給も3桁台です。

それで家族を養い、住宅ローンを払っていくのは厳しい。

「考え事を増やしてくれるなよ。職場よ。」と本気で思いました。

       

 

後日一本の電話で転機が訪れます。

同じ職場の人が私の話を聞き、転職するので一緒に転職しないか、と声を掛けられました。

転職先は高齢者介護ではなく、障害者支援です。

どうしようか悩み、主治医に相談すると、意外な反応で復職の許可が出た。

「知り合いがいて新しい職場に挑むのは、環境も変わってやりやすくいいのではないか。」との事。

主治医から許可が下りたので、さそっくハローワークに行き面接の予約を入れます。

その際、ハローワークの職員にうつ病のことは、クローズかオープンかを聞かれて、今回はクローズで挑戦しようと決めました。

そして障害者手帳のことを聞かれ、私は持っていないと伝えると、手帳の申請を勧められました。

手帳があることで、自立支援医療費が受けれること、今後何かあったときに障害者雇用も視野に入れることができるとの事だった。

手帳を申請するのは少し抵抗があったが、心療内科の受診、薬代も家計を圧迫する原因なので少しでも安くなるならと思い申請することにしました。

そしてもし面接に合格したならば、転職しようと決意が固まりました。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。